愛犬の妊娠

犬の発情期はおよそ生後6〜8ヶ月くらいで始まります。大型犬と小型犬だと若干の違いはありますが、小型犬の方が早いようです。発情期は季節に関係なく1年に2回ぐらいのペースで、小型犬よりも大型犬の方がサイクルが長いです。身体的に成熟していないうちの繁殖は避けた方が良さそうです。交配後、約2ヶ月の妊娠期間の後出産となります。妊娠が発覚したら、獣医さんでの検診を受けた方が良いです。出産に関する問題が起こったときに対応ができます。また、里親探しは、妊娠がわかった時点から早めに始めておいた方が無難です。妊娠は、30日目くらいになれば外見上変化してくるのでわかるでしょう。触ってみると子宮の状態がわかりますが、太った肥満の状態だと難しい場合もあります。中には、偽妊娠というものもあり、妊娠の状態と同じような状態になることもあります。妊娠中の愛犬には、栄養バランスを考えてあげましょう。食べる量が増えますが、人間と同じく太りすぎには注意しましょう。ある程度の運動も必要です。

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犬の避妊手術

もう、先々に愛犬が子供を産む予定がない、もしくは産ませたくないということであれば、避妊手術を考えてみましょう。もちろん子供を作らないためという目的もありますが、子宮蓄膿症やガンなどの病気の予防にもなり、また、発情期のストレスや喧嘩、マーキングなども少なくなるメリットがあります。子宮蓄膿症やガンは命にも関わる病気なのでよく考えておきたいものです。避妊手術は、全身麻酔をかけ、開腹し、卵巣もしくは卵巣と子宮を摘出するため、安全のために1〜2日は入院する場合が多いようです。費用は4〜5万円が目安になるでしょう。ただし、入院費用や麻酔の費用が別途かかることもあります。手術を受ける時期などを獣医さんとよく相談した上で決めましょう。生後5ヶ月〜6ヶ月くらいより避妊手術が可能となります。

犬の去勢手術

愛犬が雄なら、去勢を行っておくことも考慮しましょう。発情期のストレスが少なくなるのと、攻撃的な面やケンカなどが減るでしょう。また、病気で言うと、前立腺の病気や精巣・肛門周辺の腫瘍予防にもなります。人間と同様、犬の世界でも高齢化が進んでいます。犬の高齢化に伴い、前立腺肥大、精巣腫瘍、会陰ヘルニア、肛門周囲腫瘍などの病気の危険性が増加しているのです。これらの病気を予防することで平均寿命が長くなるといわれています。手術は生後半年くらいから受けられますが、よく獣医さんとの相談が必要です。去勢手術は、全身麻酔をかけて、行いますが、その日のうちに退院できます。手術後数日後に抜糸を行ってから、徐々に入浴もできるようになります。愛犬の病気や怪我、また、こういった去勢手術などに備えるために保険をかけておくのもいいかもしれませんね。

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Copyright © 2008 愛犬の妊娠、出産と避妊手術・去勢手術

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